桐生市孤独死 見積り~特殊清掃

桐生市での遺品整理&特殊清掃の見積もり

今回ご依頼いただいた内容は、ご依頼者様のご実家である2階建て一軒家の2階部分での遺品整理作業と特殊清掃作業のご依頼になりました。

(発見に至った経緯
今回お見積りのご依頼者様のA様は故人様の弟さんで、第一発見者になります。
まず、お見積りに行きどんな状況で、またお部屋に入れる状態なのかを聞いていきます。

※腐敗等が進みお部屋への入室が困難な場合には、防護服、防護メガネ等でしっかりと準備を行わなければなりません。

お話を伺っていく中でご依頼者様のA様が「怖くて2階には行けない」と仰っていました。
第一発見者でもあるA様からしたら当然な気持ちだと思います。

(現場のお部屋へ)※写真あり
2階の故人様のお部屋に行くためには1度外に出て、家の玄関の隣にある別の扉があり、その扉を開けると正面に階段が出てくるので、そこから2階へ上がって行くことができる様になっており、階段を上がると正面の突き当たりに故人様が過ごしていた部屋があり、そこで発見されたようでした。

発見されたお部屋に入ると、腐敗臭が少ししており布団に体液の跡が残っていましたが、蝿などの虫が湧いている様子はあまりありませんでした。
布団をめくりどこまで体液が染み込んでいるか、そして臭いの強さを確認し清掃方法や片付け方法を検討していきます。

※体液がしみ込んでいる又は付いている場所がとても重要になってきます。
フローリングなのか畳なのかフロアマットなのかなど、清掃方法や解体作業など変わってきます。

(お見積り後)
現場の状況やお見積りの金額等をお伝えしお見積りは終了となりました。

今回の故人様は学生の頃より精神的な病を抱えており、2階部分は故人様以外のご家族が出入りすることを拒んでいた為、A様達ご家族は20年以上も2階部分へ上がることはできなかったとお話をお聞きしました。

ある日故人様が何日も1階へ下りて来なくなったため弟さんであるご依頼者様が2階へ上がり確認したところ、死後1ヵ月が経過していた故人様の発見に至ったりました。
その後、警察による立ち入りが入り、事件性の疑いから1、2週間もの間立ち入りが禁止され鍵を付けられたとのことでした。
※その後、事件性はない事が確認され現在に至る

(最後に)

作業終了後はA様も2階へと確認の為頑張って上がっていただき、一安心した様子で作業は終了しました。


ご依頼者様のA様は精神的なショックは計り知れない程に大きいものだったと思います。
A様が故人様への想いを大切にし、故人様も安らかにお眠りされることを心からお祈り申し上げます。

少しでも不安が取り除く事ができ、最後はA様の笑顔も見る事ができました。

・ご冥福をお祈り申し上げます・

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